病院関係のことも紹介しておきたい。東京広尾の日赤医療センターである。
実は、2013年に内科のクリニックができるまで、日赤医療センターが自宅から最も近い病院だった。この写真は自宅からとっていてPCのアーカイブに入っていた日赤の写真である。広尾に住むことにしたのはさかのぼって1994年。もう20年も前のことである。それまで練馬区に住んでいたのだが、共働きで二人とも帰りが遅く、タクシーでの帰宅も頻繁だった。一人一回のれば約7,000円。月に10万円を超過することもあった。その分を住宅費に充てれば、通勤も楽になると考え都心に出てこようと考えた。コストを変えずにライフバランスの向上を図るための方策だったのである。更に、2年後、給料を支払ってくれる会社が変わり、健康保険も変わったこともあり、数年前に一度だけ人間ドックに来た日赤を行きつけの病院にしてしまった。日赤は、全国にも名の知れた総合病院であるが、だからといって病院であることに違いはないと考えていて、診断してもらうときに長時間待たなければならないことが多いことを受容すれば良いだけのことだろうと思っていたのである。それから、ほぼ毎年人間ドックを受検してドックの看護師さんから覚えてもらうことも繋がっていた。何という贅沢な環境を作ることができていたのだろうと今更ながら感心する。今回は、良い病院近いところに住むというリスクヘッジが生きたともいえるかもしれない。
退院後、引っ越して少し離れたがそれでも歩ける距離。日赤には、足を向けて寝られない。